大将です。
家を買うことにしました。
というか、契約しました。
賃貸が得か、買ったほうが得かとか、そこらへんの考慮は一切無しです。理由としては前も書きましたが
●近所の住宅相場がなんか変。
#高いところが安く、安いはずのとこが高い。
●100年に1度の大金融危機。お金の価値がなくなる?(汗)
#インフレ懸念
●人から借りるのが嫌。
こんな感じで購入を決めました。
しかし俺も家を買うのは初めて。いろんな知識を総動員ですよ(・∀・) せっかくなので家が建つまでの経過でもここに書いておいて、皆様のお役に立てればと思います。
さてさて・・・
【交渉編】
近所に良い土地がポッカリ空きました。最近多い、「建築条件付」の土地ってやつです。当然オレはそんなのは嫌いなので、ガッチリ交渉に入ります。
交渉場所はウェブシャークオフィスで行いました。まず素人と思われたくないのと、自分の土俵で戦うほうが楽だからです。
「同じ商売やってるもん同士ですからねぇ~ ぶっちゃけでいきましょう(・∀・)」
このトークで土地の購入金額を聞き出すことに成功しました。あとはそこにいくら利益を乗せたら不動産屋さんが納得するのかという話。
不動産屋さんは、「ここに家建てたらこれぐらいの利益が見込めるのでねぇ~」ときます。全力で無視して無茶な金額をかまします。そんな話をしているといつのまにか建築条件付が取れてました(笑)
何度か不動産屋さんから「ありえない」と言わせながら徐々に金額を上げていきました。なんか株の売り気配、買い気配な気配です(笑) #ここまでに1ヶ月
そしてそろそろ折り合うかなーというラインが見えてきました。俺の提示額は●500万円、先方は●600万円。
「こりゃぁ~ ●550万円で折り合いですなぁ~」
と、オレが言います。狙い通りのラインです。先方は「数日以内にお返事します。」とその日の商談は終了。
その後、また商談の席。先日の返事でなんと、
「頑張りましたが●580万円しか絶対無理です。」
とのこと。
ありえん。
ここでスイッチが入りました。
「30万って言うたらアンタんとこの社長が一晩で飲む額でっしゃろ?。無理なはずありまへんがな!」
「あのなぁ~、普通折り合う場合は間でっしゃろ。なんのつもりなんでっか?え?(半ギレ)」
「商売長くやってまっけど、こんなしょーもない折り合いしたことないでっせ」
「もういいよ、別に買わんでもええねんで!」
がんばりました(笑)
大きな買い物の時は小さいことにこだわらなくなるのが人間です。その真理を不動産屋さんが利用しているのがわかるだけに軽くムカつきました。
足元見てんじゃねー(怒)
結局無事、●550万円で折り合いました。
ただ、その金額になったからって買うとは言ってませんが(・∀・)最後までこのカードは持ち続けます。ここで「買う!」というと、流れ作業に乗せられてしまうので、しっかりガードです。「買う!」という時は契約書に署名するときだけ。
一応、確約書(?)みたいなのは書かされましたが、●500万円で書きました。先方がそれでは絶対に売らないという額です。●550万円とか書いてると折り合った瞬間にご購入決定と思われるとマズいので。
とにかく無事折り合い完了。
次は契約。
【契約編(昨日の話)】
銀行融資の確定はされてないが、先方はとりあえず契約だけはしたかったらしく、「銀行融資が出なかったら白紙解約していいよ」というような契約をしたいとのこと。
ちょっと悩んだが、断る理由もなかったので商談日決定。
事前に契約書をファックスしてもらってザクっと確認。(当日いきなり契約書を見るのはリスクです)会社のマッサージチェアでのんびり契約書を見てたんですが、
うん。全然わかんない(・∀・)
ザクっと見る限り全然問題なさそうな内容。でも高額な買い物をするというのに契約の精査ができないというのは怖い。
そこで強烈な味方登場。
わからないことだらけの住宅購入。初めてなだけにダマされそうで怖い。そんな時、中立的な立場で専門家がサポートしてくれる。
契約書のチェックから、土地のチェックやら、建物のチェックやら、建築過程のチェックやら、とりあえずオレのような買主が不安になるようなところを全部請け負ってくれるというこれ以上は無いサービスである。
テレビや新聞にも頻繁に登場しているらしく非常に頼もしい。それと同時に
社長の荒井氏はオレの友人である(感涙)
頼もしい・・・頼もしすぎる・・・・。いい友達を持ったもんだぜ・・・。彼とはオレが25歳ぐらいの頃からの付き合いで、彼が独立する瞬間も知っている。「家買う時は絶対頼もっとw」と思っていたが本当に頼むことになるとは(遠い目)。
売買契約書のチェック料金は35000円。うむ、払う価値がある。数千万の売買契約なのだから。
・・・・と、言うことで社長様御自らご来社いただき契約書を見てもらったのだが、あるわあるわ契約書のミス(汗)。オレが見てもサッパリわからなかったが、さすがプロ、
契約書の見かたが違う。
目を皿のようにして見るというのはこういうことを言うんだなーって思った。マッサージチェアでのんびり見るようなものじゃないんだなと言うことを学んだ。(もっと前から学べよ)
2時間ぐらいガッツリ見てもらって(俺は15分しか見てなかったw)、しっかりいろんな項目のミスや、商習慣的におかしい箇所をビシバシ教えてもらった。心から頼んでよかったと思う。
その項目を電話で不動産屋さんに電話をして指摘したら「ホイサッサー」の勢いで修正してくれた。決してその不動産屋さんも悪気があった訳ではなかったのですぐ修正してくれた。こちらも感謝である。
それにしてもアネストすばらしい。
この次のステップで家を建てることになるのだが、荒井社長曰く、
「欠陥住宅になるかどうかは監督で決まる。」
とのこと。ダメな監督の場合、彼らはビシバシ指摘を入れるらしい。工事を止めることもあるそうだ。しかしそういう欠陥住宅になってしまう一番の理由は元請けからの厳しい工賃にあるそうな。
監督も予算があればゆっくり建てるし、予算が少なければ数多く捌かなければならないとのこと。なるほどね。
とにかく、そんな不確定要素があるならやはりプロの目が必要である(汗)。オレが現場で建築の様子を見たところで
「いやぁ~ 頑張ってますねぇ~☆」
で終わりである(汗)。
そういう場合やはり第三者に入ってもらうのは素晴らしい。
さて、次は建築のステップ。
ほぼ決定っぽくなってきたが、この日記でもおなじみのオレの弟分でもある修羅場社長に任せようと思っている。(サイトまだ無いのか・・・リンクできん)
彼の会社は設立一年で10店舗もの店舗展開に成功し、同時にショッピングモールなどの全体的なデザインなどを手がけていたりする。
家のデザインは初めてのようだが、店舗&オフィスデザインの秀逸さと、こちらからの要望の伝えやすさと、
オレだけの特別価格(・∀・)
を期待して任せてみたいと思う。
建築は知り合いの業者さんに頼むらしい。さすがに家の建築は店舗とは根本的に異なるので任せるのが正しい選択のようだ。
それにしても細々とした事にたくさん金が掛かりそうではあるが、どうなるか楽しみである。コスト削減の為なら
壁ぐらいオレが塗るしなw
“家を買うことになった その1” への2件のフィードバック
「交渉術」ためになりました。(-人-)
ありがとうございますw
でもなかなか相手も手ごわいですw