言われたことを素直に受け入れる人達ばかりならすごい世の中になってるだろう。効率的で無駄がない世の中に。 （もちろん誰に言われたかがかなり重要ではあるが。 ）

道が二本に別れてたとして、俺の経験上左の道が正解であることがわかってたとして、右を主張する人をどうすればいいのか。

もちろん「左だよ」と教えはするが、これも確率の問題で俺が間違えてるかもしれない。だから核心めいておすすめするのは俺は苦手だったりする。

それはいいとして、それが生死に関わることでもいいのか否か。

しかし今まで助言してそれを聞かずに死んでいく人達を多く見てるだけに非常に悩ましい。

ぶっちゃけ「君の人生は俺の人生じゃないから好きにしなよ」と無視してもいいと言えばいい。だが見す見す友人が死んでいくのはやはり耐えられないのだ。

人は外圧では変わらない。
それでも言ってあげるべきなのかどうか。

うちのウェブシャークメンバーには必ず言ってあげたいと思う。会社の強権で方向を変えてあげられるかもしれないからだ。

しかしそんな影響を受けない人たちはどうすればいいのか。それでも「左だよ」と言い続けるべきなのか否か。

結論としてはやはり言い続けるべきだろう。それが友人の責務だと思うからだ。

しかし感情の問題にはなるができるだけ「素直な人」に伝えたい。「伝えられた！」と実感させてくれる人に。後はその人の選択でいいのだ。伝わった上での選択なのだから。

人の話をちゃんと聞き、多様性を認め感情抜きに冷静に考え結論をだす。
これは現在のウェブシャークのミッションである。やっと俺もそれが理解できるようになってきたと言うことだ。

昔は「俺が絶対」だと思ってた。今考えると「そんなバカな」である。

ウェブシャークは現在七期目。俺が商売しはじめて12年目。こんな簡単なことに気付くのにこれだけかかってしまった。気づくのが遅くなった理由は自己過信だろう。

2chのひろゆきくんも言ってたが高いプライドを持つことにメリットは少ない。それならば人の意見や多様性は素直に受け入れられる人間になるべきだと思う。

人は外圧では変わらない。自分で変わろうとしなきゃ変われない。

それならば変なプライドは捨て、変わりやすい人間になることこそが正しい人間形成なのではないだろうか。